アドレスホッパー

アドレスホッパーとは。住民税、住民票、仕事、生活ぶりなど。

アドレスホッパーの仕事、お金

アドレスホッパーはどんな仕事してるの?

アドレスホッパーというライフスタイル自体がまだ新しいので、もしかしてものすごい新しい仕事をしているのでは?と思うかもしれませんが、アドレスホッパーの仕事はそれ以外の人達とあまり変わりません。お堅い仕事をしている人だっていますし、いわゆるネット系の仕事をしている人、ドカタの人だっています。

 

ただ傾向としてネット系の仕事をしている人が多いかもしれません。というのもアドレスホッパーはいつもどこにいるか決まっていません。となるとリモートでも仕事ができる職種の方が相性はいいということにはなります。

 

かといってノマドワーカーとも異なります。ノマドワーカーは仕事をする場所を求めてカフェやシェアオフィスなどを回遊している人達ですが、アドレスホッパーが回遊しているのはあくまで住む場所です。仕事に関しては固定のオフィスに通っている人もいます。その上で住む場所だけをころころと変えているというわけです。

アドレスホッパーの面白い仕事

とはいいつつも、アドレスホッパーならではの仕事の仕方だって存在します。これは海外の人が多いケースになりますが、世界中を旅しながら生活をしている人達がいます。アドレスホッパーどころかカントリホッパーといったところでしょうか。

 

そういった上級アドレスホッパー達が何をしているかというと、オンラインの英会話の教師です。現在様々なオンライン英会話サービスがありますが、その教師として教えながら世界を旅しているのです。オンラインの英会話サービスを使っている人であればこれは結構わかるのではないでしょうか。

 

ただしこれは誰にもできるわけではありません。英会話の教師ですから英語を母国語もしくはネイティブと同じくらいに喋れなくてはいけません。日本語も最近需要は増えてきているようではありますが、海外を転々としながら生活できるほどの需要があるかはちょっと微妙ですね。

 

日本国内に限って言えば、Web系のライターなどをしながらのアドレスホッパーは全然できるのではないでしょうか。むしろ取材先が全国にあるのであればそれこそ自宅を持っていても、そこで生活する時間が限られてきて家賃が無駄になってしまいますので、積極的にアドレスホッパーになってみてもいいかもしれません。

アドレスホッパーの息抜き

とはいえアドレスホッパーをずっと続けているとたまには”自宅”に帰るという感覚が欲しくなるかもしれません。もしくは何か息抜き的なものをしたくなるかもしれません。というのもアドレスホッパーは自宅がありませんから、常に旅行中のような感覚になるからです。

 

しかし、ミニマリストとして不要なものを極限まで少なくしたアドレスホッパーには別のつながりがあるようです。それは同じアドレスホッパー同士の繋がりであったり、その日滞在した場所で出会った人達とのつながりです。意外にそこからいろいろな繋がりが発生して、仕事になるといった可能性もあるのあかもしれません。

 

家という概念自体を変えているので、息抜きをどうやって得るのか、ということも変わっていくのかもしれませんね。