アドレスホッパーの住民税と住民票
アドレスホッパーとは
アドレスホッパーとは直訳すると住所を転々とする人になりますが、実際は住所ではなく、住居を転々とする人というのが実態に近いでしょう。~ホッパーというとジョブホッパーという言葉がありますが、こちらは仕事を転々とする人、つまりよく転職をする人ですね。理由は様々だと思われます。。
アドレスホッパーは住民税を払っているのか
答えはYesです。アドレスホッパーにも実家があります。多くの人は実家を戸籍上は住んでいる場所としています。その他のパターンとしてはシェアハウスやシェアオフィスのようなシェア型の場所を住所とするパターンです。いずれにしろ戸籍上に住所が必要となってきますので、どこかを住所にしないといけないわけです。
そして住民税はこの戸籍(住民票)を元に払うことになります。それが実家になるのか、シェアハウスになるのか、ということですね。住民票がないということは存在していないということになってしまうのですね。
住民票はカードを作る時にも求められることもあります。免許証にも記載しないといけません。そうい意味で実態とは異なっているとしても住民票は作っておかなくてはならないということですね。そしてアドレスホッパーはこの住民票を元に住民税を払っているということです。
アドレスホッパーのメリット
アドレスホッパーであることのメリットはいくつか考えられますが、3個ほど上げておきます。
まず1個目は場所にとらわれない生活ができるということでしょう。
実際アドレスホッパーがどこにいるかというと、
・シェア型ハウス
・ビジネスホテル
・知人、友人の家
・民宿(民泊)
などなどだと思われます。アドレスホッパーは自らその生活スタイルを選んでいる人がほとんどだと思われますので、いわゆるホームレスの人とは異なり、きちんと仕事をしていることが多いです。だから泊まるところは自ら能動的に選んでいるんですね。
2個目は固定費がかからないということです。
家賃、光熱費、ネット代などなど、定住しているとかかる固定費がかかりません。使い方にもよりますけど、普通に使っていると電気代とガス代で5,000~6,000円くらいはかかってしまうのではないでしょうか。もちろん使い方によってはもっと。
さらに大きいのは家賃ですね。どこに住むかにもよりますが、70,000円とか100,000円と超える場合だってあるでしょう。これを全てアドレスホッパーとしての宿泊費にかけているということです。
3個目は身軽ということです。要はモノを持たない生活、必要最小限のものしか持たない生活をしているので、整理整頓とか必要ありません。こんまりメソッドも必要ありませんw中には経済的な余裕がある人は服のサブスクリプションサービスを利用しているかもしれません。服のレンタルサービスを利用しているかもしれません。
もしくはスティーブジョブズのように毎日同じ服装でいるためにあまりそういったことが必要ないかもしれませんね。いわゆるミニマリストと呼ばれるライフスタイルとも重なるのがアドレスホッパーと言えるかもしれません。
まとめ
ということで、住民票は持ち、住民税を払いつつも、その場所には実質住んではおらず、住む場所以外においてもかなり自由な、身軽なライフスタイルを送っているのがアドレスホッパーになります。