アドレスホッパー

アドレスホッパーとは。住民税、住民票、仕事、生活ぶりなど。

中田英寿氏アドレスホッパーだった

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要はアドレスホッパーだったということですよね。ホテルに定住できるだけの財力があるというのはすごいところです。ガラケーはちょっとわからないですけどw

独身というのも大きいかもしれません。いや、恋人ホッパーという可能性もありますね。

 

アドレスホッパー向け定額・泊まり放題サービスHafH(ハフ)は国内外53拠点!

先日国内で、全国住み放題サービスADDressが戦略発表しました。

prtimes.jp

 

今回は国内だけではなく海外にも泊まれる拠点をそろえたこれぞまさにアドレスホッパー向けの世界基準サービスHafH(ハフ)が出てきました。

www.travelvoice.jp

 

気になる海外拠点ですが、台湾、ベトナム、フィリピン、ギリシャケニアがあるそうです。おそらく、、、ですが、今後海外拠点は増えていくと思われます。ターゲットは日本人だけじゃないでしょうね。

 

そして気になるお値段ですが、

・月間5日宿泊できる「ちょっとハフ」が1万6000円

・月間10日宿泊できる「ときどきハフ」が3万2000円

・月間30日宿泊可能な「いつもハフ(風)」が8万2000円

アドレスホッパー的には3つ目の月間30日宿泊可能プランがいいかもですね。家賃払うのと同等くらいにはなってしまいますが。

 

アドレスホッパーが迷惑がられるのはどんな時?

アドレスホッパーへの苦情?!

アドレスホッパーという新しいライフスタイルを聞いた時に人々の口から出てくるのが、

「人様の迷惑にならないのであればいいんじゃない?」

という台詞です。

 

住む場所を持たないからといって経済的に困っているわけではなく、あくまで自分でそのライフスタイルを選択しているわけですから、確かに迷惑にならなければいいと言えるかもしれません。しかし、そんなアドレスホッパーであって迷惑がられるときがあるかもしれません。

 

 

何かを郵送したい時

アドレスホッパーが会社や何かしらの組織に属しており、その組織から書類を郵送したい時は少し面倒かもしれません。住民票のところに送っておけばいいということかもしれませんが、アドレスホッパー本人はそこにいないわけで、見てもらうまでにはかなりのタイムラグが発生します。ネット上の連絡のみで済ませられることであればいいのですが、そうでないこともあるかもしれませんね。。。

体調を崩した時

これは周囲から迷惑がられる可能性があるとともに本人としてもちょっと辛い時間になるかもしれません。通常体調を崩すと、自宅で静養・・・ということになりますが、アドレスホッパーの場合自宅がありません。

 

住民票の自宅が実家で、実家で静養することができればいいのかもしれません。でもアドレスホッパーの中には地方から上京してきてアドレスホッパーになっている人もいるかもしれません。そうなると、その人はそのときにいる場所で静養をすることになります。

 

最悪のケースはインフルエンザのような感染性の病気を患ったときですね。アドレスホッパーが居るのは多くがシェア型の場所ですから他にも人がいるわけです。そういった人達に病気を移す可能性があるといった時にはかなり迷惑がられるかもしれません。

 

  

とはいっても、アドレスホッパー同士であればそういった経験を踏まえて、誰かが病気になったら協力してあげる、ということで繋がりを強化していく、というナイスな展開も考えられなくはありませんね。

 

アドレスホッパーの仕事、お金

アドレスホッパーはどんな仕事してるの?

アドレスホッパーというライフスタイル自体がまだ新しいので、もしかしてものすごい新しい仕事をしているのでは?と思うかもしれませんが、アドレスホッパーの仕事はそれ以外の人達とあまり変わりません。お堅い仕事をしている人だっていますし、いわゆるネット系の仕事をしている人、ドカタの人だっています。

 

ただ傾向としてネット系の仕事をしている人が多いかもしれません。というのもアドレスホッパーはいつもどこにいるか決まっていません。となるとリモートでも仕事ができる職種の方が相性はいいということにはなります。

 

かといってノマドワーカーとも異なります。ノマドワーカーは仕事をする場所を求めてカフェやシェアオフィスなどを回遊している人達ですが、アドレスホッパーが回遊しているのはあくまで住む場所です。仕事に関しては固定のオフィスに通っている人もいます。その上で住む場所だけをころころと変えているというわけです。

アドレスホッパーの面白い仕事

とはいいつつも、アドレスホッパーならではの仕事の仕方だって存在します。これは海外の人が多いケースになりますが、世界中を旅しながら生活をしている人達がいます。アドレスホッパーどころかカントリホッパーといったところでしょうか。

 

そういった上級アドレスホッパー達が何をしているかというと、オンラインの英会話の教師です。現在様々なオンライン英会話サービスがありますが、その教師として教えながら世界を旅しているのです。オンラインの英会話サービスを使っている人であればこれは結構わかるのではないでしょうか。

 

ただしこれは誰にもできるわけではありません。英会話の教師ですから英語を母国語もしくはネイティブと同じくらいに喋れなくてはいけません。日本語も最近需要は増えてきているようではありますが、海外を転々としながら生活できるほどの需要があるかはちょっと微妙ですね。

 

日本国内に限って言えば、Web系のライターなどをしながらのアドレスホッパーは全然できるのではないでしょうか。むしろ取材先が全国にあるのであればそれこそ自宅を持っていても、そこで生活する時間が限られてきて家賃が無駄になってしまいますので、積極的にアドレスホッパーになってみてもいいかもしれません。

アドレスホッパーの息抜き

とはいえアドレスホッパーをずっと続けているとたまには”自宅”に帰るという感覚が欲しくなるかもしれません。もしくは何か息抜き的なものをしたくなるかもしれません。というのもアドレスホッパーは自宅がありませんから、常に旅行中のような感覚になるからです。

 

しかし、ミニマリストとして不要なものを極限まで少なくしたアドレスホッパーには別のつながりがあるようです。それは同じアドレスホッパー同士の繋がりであったり、その日滞在した場所で出会った人達とのつながりです。意外にそこからいろいろな繋がりが発生して、仕事になるといった可能性もあるのあかもしれません。

 

家という概念自体を変えているので、息抜きをどうやって得るのか、ということも変わっていくのかもしれませんね。

 

アドレスホッパーの住民税と住民票

アドレスホッパーとは

アドレスホッパーとは直訳すると住所を転々とする人になりますが、実際は住所ではなく、住居を転々とする人というのが実態に近いでしょう。~ホッパーというとジョブホッパーという言葉がありますが、こちらは仕事を転々とする人、つまりよく転職をする人ですね。理由は様々だと思われます。。

アドレスホッパーは住民税を払っているのか

答えはYesです。アドレスホッパーにも実家があります。多くの人は実家を戸籍上は住んでいる場所としています。その他のパターンとしてはシェアハウスやシェアオフィスのようなシェア型の場所を住所とするパターンです。いずれにしろ戸籍上に住所が必要となってきますので、どこかを住所にしないといけないわけです。

 

そして住民税はこの戸籍(住民票)を元に払うことになります。それが実家になるのか、シェアハウスになるのか、ということですね。住民票がないということは存在していないということになってしまうのですね。

 

住民票はカードを作る時にも求められることもあります。免許証にも記載しないといけません。そうい意味で実態とは異なっているとしても住民票は作っておかなくてはならないということですね。そしてアドレスホッパーはこの住民票を元に住民税を払っているということです。

アドレスホッパーのメリット

アドレスホッパーであることのメリットはいくつか考えられますが、3個ほど上げておきます。

 

まず1個目は場所にとらわれない生活ができるということでしょう。

実際アドレスホッパーがどこにいるかというと、

Airbnb

・シェア型ハウス

・ビジネスホテル

・知人、友人の家

・民宿(民泊)

などなどだと思われます。アドレスホッパーは自らその生活スタイルを選んでいる人がほとんどだと思われますので、いわゆるホームレスの人とは異なり、きちんと仕事をしていることが多いです。だから泊まるところは自ら能動的に選んでいるんですね。

 

2個目は固定費がかからないということです。

家賃、光熱費、ネット代などなど、定住しているとかかる固定費がかかりません。使い方にもよりますけど、普通に使っていると電気代とガス代で5,000~6,000円くらいはかかってしまうのではないでしょうか。もちろん使い方によってはもっと。

 

さらに大きいのは家賃ですね。どこに住むかにもよりますが、70,000円とか100,000円と超える場合だってあるでしょう。これを全てアドレスホッパーとしての宿泊費にかけているということです。

 

3個目は身軽ということです。要はモノを持たない生活、必要最小限のものしか持たない生活をしているので、整理整頓とか必要ありません。こんまりメソッドも必要ありませんw中には経済的な余裕がある人は服のサブスクリプションサービスを利用しているかもしれません。服のレンタルサービスを利用しているかもしれません。

 

もしくはスティージョブズのように毎日同じ服装でいるためにあまりそういったことが必要ないかもしれませんね。いわゆるミニマリストと呼ばれるライフスタイルとも重なるのがアドレスホッパーと言えるかもしれません。

まとめ

ということで、住民票は持ち、住民税を払いつつも、その場所には実質住んではおらず、住む場所以外においてもかなり自由な、身軽なライフスタイルを送っているのがアドレスホッパーになります。